盗聴器発見業者を選ぶ
Point1 住所や連絡先
- 所在地や責任者の氏名がはっきりしている
- 電話やメールなど、複数の連絡方法がある
- 営業時間内であれば、きちんと電話に出る
- 非通知(184)であっても電話に出てくれる
上記のことは当り前と思われるでしょうが、責任の所在を明確にしていない業者がそれだけ多いということです。 もちろんメールアドレスだけで営業している中にも、優良な業者さんはいます。
しかし、プライバシーに関わる 仕事だけに責任の所在は明らかでなければなりません。こういった条件を満たす業者であれば、少なくとも契約時のトラブルは低いでしょう。 また、少々お金はかかりますが、大手信用調査会社の有料データベースで業者の信用情報を所得する方法も一つの判断材料になります。
Point2 料金体系
- 料金体系が明らかになっている
- 最終的な支払い総額を見積りしてくれる
但し、業者によって、料金体系や課金基準が違いますので契約時に確認しておいた方が良い内容をお知らせします。
- 面積や間取りに合わせて料金が決まっている
- 戸建、マンション、法人などで料金が決まっている
- 盗聴器(盗撮器)を撤去すると追加費用がかかる
- 盗撮器の発見調査は別途料金になっている
- 営業時間外、深夜などに応じて追加料金がかかる
各社方針の違いもあり、どの体系が良いか悪いかの区別はありませんが、優良な業者の判断ポイントは、 見せかけだけの「盗聴器発見調査10,000円」と言うような文句に惑わされず、あくまで見積りで出された金額は総支払額なのか、 追加費用がかかる場合はどういう時なのかを、契約時にはっきりさせてくれるかどうかで判断すべきでしょう。
注意が必要な業者とは
Point1 不安心理を利用する
- あなたのプライバシーは筒抜けですよ
- お金を惜しんで、人生を狂わせるのですか
- すぐに調査しないと手遅れになりますよ
など脅迫的な言動で契約を急がせようとするのです。 きちんとした業者ならば、お客様の話を聞かないうちにから不安を煽るような言動はしません。 じっくり相談に乗り、盗聴の知識が不足であったり、間違いがあれば、説明をし、それでも不安が解消されなければ調査するというのが、普通の姿勢です。 契約を急がせるような態度には、一度相談を打ち切って冷静に考えてみた方が良いかもしれません。
Point2 その他に注意すること
- いきなり訪問してくる盗聴発見業者
- 現場に第三者を立ち会わせない業者
- 近いからというだけで業者を決めない
- 絶対に盗聴器がある、盗聴されていると断言する業者
- ハンディ受信機しか持っていない業者
Point3 悪質な業者
この手口は悪質というより詐欺と言えます。
存在していない盗聴器を、その業者が持ち込み、そして「発見しました」と依頼者に盗聴器を見せて 、発見報酬を請求するのです。こんな手口を使う業者ですから、当然、法外な請求をしてきます。本来、依頼者の許可(はずして欲しいかもしれませんが)なく勝手に取り外すようなことはしませんし、 本当に仕掛けられていたかも確認できません。
このような被害に遭わない為にも、調査現場に立ち会う ことをお勧め致します。
いろいろと述べてきましたが、実際に依頼する時は料金の安さだけでなく、調査能力やご依頼者様への対応などから総合的に判断して下さい。